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ガザ・キッチン パレスチナ料理をめぐる旅

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ライラー・エル=ハッダード (著),マギー・シュミット (著),藤井 光 (監修),萩野 聡子 (訳),島田 楓 (訳),玉田小雪 (訳),岡 真理 (監修) ISBN 978-4-86593-708-4 B5変型判 342ページ 発行 オレンジページ 2025年6月 ガザの家庭料理に秘められたいくつもの物語。 ガザの料理人、農家、商人たちの仕事ぶりを切り取った美しい写真と、ガザの人々の料理とレシピ、伝統、家族についてがわかる本書。アメリカで2012年と2016年に発行された旧版は、『エコノミスト』誌発行の『1843』や、『ニューヨーク・タイムズ』誌発行の『T』など多数のメディアで紹介され、パレスチナ料理の本の草分け的存在として世界中で愛読されています。 今回翻訳された第三版には、新たなレシピと2019年にライラー・エル=ハッダードが国連の世界食糧計画の代表団の一員とともにガザに戻った際の最新情報も収録。だれにでも身近な「食」を入り口に、ガザで起きていることと自身を結びつけるきっかけとなる、現代の必読書です。 「民族浄化で故郷を放逐された難民が、それぞれの郷土料理を作り続けたガザは、パレスチナの記憶の場だ。占領下で、封鎖下で、生きる糧をめぐり織りなされてきた営みの数々は、抵抗の歴史を紡ぐ。食文化を通してガザを語る本書は、小説とは別の形で、パレスチナ人とパレスチナという土地の絆を描き出した、ひとつの証言文学である」 (岡 真理/本書帯より) ※2016年にアメリカで出版された『The Gaza Kitchen: A Palestinian Culinary Journey』の第3版(2021年刊)の日本語翻訳版。 目次 ・基本の食材 スパイス、だし汁など ・サラダ ・スープ、ディップ、スプレッド ・パン、ビスケット、セイボリーパイ ・小皿料理 卵料理・メッゼ ・シチュー・スープ 豆と穀物と野菜 ・野菜の煮込み料理 ・米料理、野菜の詰めもの料理 ・肉料理、特別な日のための料理 ・シーフード ・お菓子と飲みもの ・ピクルスと保存食 著者プロフィール ライラー・エル゠ハッダード(著) 受賞歴のある作家・講演家・社会活動家。共編著に『ガザの声は消せない』(Gaza Unsilenced、共編者はリフアト・アルアライール、2015年)、著書に『ガザのママ─パレスチナと、政治と、育児と、その間にあるすべて』(Gaza Mom: Palestine, Politics,Parenting, and Everything in Between、2010年)がある。ガザ出身の両親のもと、クウェートで生まれた彼女は、現在は夫と子どもたちとともに、アメリカ合衆国のメリーランド州に暮らしている。 マギー・シュミット(著) 作家・研究者・翻訳者・教育者・社会活動家。ハーバード大学を卒業後、マドリード自治大学大学院で学んでいる。地中海地域の政治的・社会的現実を理解するため、さまざまなメディアで活動し、一般市民の日常の営みを理解することを目指している。 藤井 光(ふじい・ひかる)(翻訳監修) 1980年大阪生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科准教授。訳書にサルバドール・プラセンシア『紙の民』、アンソニー・ドーア『すべての見えない光』、モーシン・ハミッド『西への出口』、コルソン・ホワイトヘッド『ニッケル・ボーイズ』、アルフィアン・サアット『マレー素描集』、C・パム・ジャン『その丘が黄金ならば』、ジーナ・アポストル『反乱 者』、リフアト・アルアライール編『物語ることの反撃 パレスチナ・ガザ作品集』など。 共訳 萩野聡子(東京大学大学院人文社会系研究科) 島田楓(東京大学大学院新領域創成科学研究科) 玉田小雪(京都大学総合人間学部) 岡 真理(おか・まり)(監修) 1960年生まれ。早稲田大学文学学術院教授。専門は現代アラブ文学、パレスチナ問題。主な著書に『ガザとは何か』『記憶/物語』『彼女の「正しい」名前とは何か』『棗椰子の木陰で』『アラブ、祈りとしての文学』『ガザに地下鉄が走る日』。 ※データは刊行時のもの

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