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2 Dogs

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なみの亜子 (著) ISBN 978-4-86385-680-6 四六判 176ページ 発行 書肆侃侃房 2025年6月 悲しみは消えない。慣れるのだ。 シイが居て、ココが居て、そこが世界。そうか、私は世界を失ったのだ。時間をかけてシイがやり遂げた死の身支度。喪失の闇と不思議な安らかさ。 言葉を発することのない生き物に、言葉を越えたものを手渡されていた。 ――両杖の廊うつ音にゆっくりと耳をうごかす犬のシイ・ココ エッセイと短歌でつづる、2匹の犬との出会いと別れ。 著者プロフィール なみの 亜子 (ナミノ アコ) (著) 歌人。1963年、愛知県生まれ。 コピーライターとして広告代理店、制作プロダクション等数社に勤めたのち独立。1999年、塔短歌会入会。2003年、奈良県西吉野の山間集落に移住、茅葺き屋根の家に10年余を暮らす。現在、大阪府在住。 04年「うたの虚空ー花山多佳子を読む」で「塔」創刊50周年記念評論賞。05年「寺山修司の見ていたもの」で第23回現代短歌評論賞。13年第3歌集『バード・バード』(砂子屋書房)で第9回葛原妙子賞。歌集は他に『鳴(メイ)』(砂子屋書房)、『ばんどり』(青磁社)、『「ロフ」と言うとき』(砂子屋書房)、『そこらじゅう空』(砂子屋書房)。「塔」選者。現代歌人協会会員。

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