武川健太 (文・写真) ISBN　978-4-434-35868-5 A5判変形　112ページ　オールカラー 発行　みらいパブリッシング（発売：星雲社）　2025年5月 ノートレイン、ノーライフ。不登校から鉄道写真家に。鉄道愛あふれる新感覚の鉄道写真集。第10回写真出版賞大賞受賞作。 著者の武川健太氏は、宮城県生まれ。中学生の頃に不登校から引きこもりになりました。人生の危機に直面した武川少年を救ったのがカメラです。 小さな頃から鉄道好きだった著者はカメラを手にして、電車の写真を撮りはじめました。撮影にのめりこみ、写真の腕を磨き、ついにはプロの鉄道写真家にまでなってしまったのです。 この写真集『花鳥鉄道風月線』には著者が日本各地の鉄道を美しい風景とともに記録した作品群が収録されています。都会の電車、野山の電車、海の電車、疾走する電車、のんびり走る電車……どの写真にも、著者の鉄道への深い愛が感じられます。 写真に添えられた文章も見どころ。鉄道写真を通じて辛い経験を乗り越え、自分らしく輝くやさしい著者の姿が見えてきます。 現在、著者は1300日以上も連続撮影を続け、さらに更新中です。撮影だけでなく、イベント出演、ラジオパーソナリティ、高校非常勤講師など、幅広く活動しています。まさにタレントなみの忙しさ。 世に鉄道写真集はたくさんありますが、『花鳥鉄道風月線』は一味も二味も違うスペシャルな写真集。鉄道ファンの間で話題の写真集になること間違いなしの一冊です。 出版社からのコメント タイトルから期待される通り、四季折々の自然美と鉄道のコラボレーションを楽しめるほか、鉄道写真をめぐる人々との交流に心あたたまる作品でもあります。 写真集としてはもちろん、エッセイとしても読み応えあり。「大好き」を追求しつづける著者の姿勢は、鉄道ファンのみならず、好きなことを見つけられずにいる子どもたちへのエールとなり、素敵な贈り物になるでしょう。 著者プロフィール 武川 健太（ムカワ・ケンタ）　 (文・写真) 鉄道写真家。1993年宮城県登米市出身。2024年第10回写真出版賞　大賞受賞。日本と世界の鉄道を旅しながら、イベント出演、ラジオパーソナリティ、高校非常勤講師等、幅広く活動。鉄道やカメラを用いた企画運営も行う。いまの目標は宮城県のローカルタレントになること。