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WORKSIGHT編集部 (編),インテージ (編)
ISBN 978-4-7615-0934-7
A5変型判 128ページ
発行 コクヨ株式会社(発売:学芸出版社) 2025年5月
私たちは「消費者」という言葉にどのように括られ、また変貌しようとしているのか?マーケティング調査の現場が追う消費者の変遷、大規模アンケートに見る消費者の自己認識、消費社会への抵抗としての創作、消費の中心にいる主婦・女性、万引きと若者まで、戦後日本を形づくってきた最重要コンセプト「消費者」を改めて問う。
目次
巻頭座談会
消費者がわからない
対談:野田淳(インテージ)×山下正太郎(本誌編集長)
消費者とは誰か
満薗勇とたどる「消費者・生活者・お客様」の変遷
調査という罠
ラザースフェルドが社会調査に残した問い
あなたは消費者?
インテージ×WORKSIGHTによる大規模アンケート調査
調査振り返り 揺れ動くわたしたちを調査するとは
消費者もクリエイターになる
クリエイターエコノミー/ファンダム、参加する消費者の時代
レコードを万引きする
若者はいつから「消費者」なのか
パルコと山口はるみの時代
セゾン文化と新しい消費者
まちの診断術
北沢恒彦と住民が「テクった」京都の商店街
コンシューマーズ・ブックガイド
消費する我々の痕跡をたどる
世代、あるいは生産と消費が分離した世界のゆくえ
ティム・インゴルドは語る
著者プロフィール
WORKSIGHT編集部 (ワークサイトヘンシュウブ) (編)
コクヨが掲げる「自律協働社会」というありたい社会像を手がかりに、これからの社会を考える上で重要な指針となりうるテーマやキーワードを拾いあげ、探究していくメディア「WORKSIGHT」。ヨコク研究所と黒鳥社が中心となり構成された編集部が、メールマガジン(毎週火曜日配信)を中心に、書籍、イベントなどコンテンツを展開中。worksight.substack.com