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イタリア食紀行 南北1200キロの農山漁村と郷土料理(中公新書)

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大石尚子 (著) ISBN 978-4-12-102853-2 新書判 288ページ 発行 中央公論新社 2025年4月 隣町に行けば言葉もパスタも変わる――。イタリア料理は味わいのみならず、多様性が魅力。地域の風土・歴史に根ざした食材や伝統料理法が受け継がれているのだ。 著者は南・北・中央・島々をめぐり、ポベラッチャ(貧乏食)の知恵を足と舌で探る。 またアグリツーリズムや有機農業、スローフード運動など、地域再生のソーシャル・イノベーションにも注目。人口減少が進む日本の地方にとって、有益なヒントが満載。写真多数。 目次 はじめに――食と社会の未来を求めて 世界初・食をテーマにしたミラノ万博/日本とイタリアの類似性/農村が未来を切り拓く 第1章 身土不二――地域に根ざした食の多様性 第2章 北イタリア―トリノ・ヴェネト州・ボローニャ 1 アルプス(山)とパダーノ(平野)が育む芳醇な食 2 伝統×若者――食の新たな価値創造へ 第3章 中央イタリア――ローマ、トスカーナ、ウンブリア州 1 アグリツーリズムが育む地域食と農村コミュニティ 2 上質の暮らしをブランディングする都市農村の戦略 第4章 南イタリア――バーリ・フォッジャ・ファザーノ 1 イタリアの胃袋を支える農業地帯プーリア 2 ポベラッチャ(貧乏食)の知恵 第5章 島々――アグリジェント(シチリア)・サルデーニャ 1 多様な文化が交錯する島々 2 時空を超えてよみがえる伝統食と暮らし おわりに――日本は何を学ぶべきか 農業・農村に求められるソーシャル・イノベーション/ソーシャル・イノベーションとは/EUのボトムアップ型食農政策―補助から革新の支援へ  イタリアから日本が学べること コラム パスタの種類(ロングパスタ) EU地理的表示(GI)とは 自家用魚醤コラトゥーラで地域おこし イタリアワインの格付け 進む若者移住―トリノ大学と限界集落の連携 EU地域開発政策―LEADERプログラム 著者プロフィール 大石 尚子 (オオイシ・ナオコ) (著) 1973年生まれ。兵庫県出身。1995年大阪外国語大学イタリア語学科卒。アパレル商社勤務、在ミラノでのファッションコンサルタント助手などを経て,2007年同志社大大学院総合政策科学研究科ソーシャル・イノベーション研究コースに入学、11年同博士課程修了。10年より龍谷大学地域公共人材・政策開発リサーチセンター(LORC)にて活動。15年より龍谷大学政策学部准教授。23年より同教授。18年5月~19年3月イタリア・プーリア州にて在外研究。 編著『食と農のソーシャル・イノベーション』(藤原書店、2024年)、共書『トリノの奇跡』(藤原書店,2017年)、『ソーシャル・イノベーションの理論と実践』(明石書店,2022年)ほか。 ※データは刊行時のもの

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