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ロンドンの片隅で、この世界のモヤモヤに日々クエスチョンしているよ。

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クラーク志織(著/文) ISBN 978-4-582-83968-5 四六判 192ページ 発行 平凡社 2024年8月 ロンドン在住12年目。今日も私は考える。イギリスの女性たちから学んだフェミニズム、「私って何人(なにじん)なんだろう?」アイデンティティの揺らぎ、出産や子育てを通じて感じた優しい社会のありかた……いま注目のイラストレーターが贈るデビュー作。 〈もくじ〉 ◆第1章 へなちょこフェミニストの私。 フェミニストなんかじゃない、と思っていたよ。 可愛くいようとするとうまく怒れない問題。 私はフェミニズムTシャツすら着られない、おどおどフェミニストなのだ。 フェミニストだけど、誰からも嫌われたくない。 今まで語られなかった側のストーリーを、これからのわれわれは語っていくのだ。 イギリスの女性たちから学ぶ、熱くて優しいファイティング魂。 ボディ・フォゲットのススメ。 ◆第2章 ロンドンの日々、日本とのギャップ。 アイデンティティ・クライシスの旅日記 ザ・前編/ザ・後編 バースデーパーティーの多様性問題。 子育てを通して出会った、ぶっきらぼうな優しさたち。 ポリコレはコメディをつまらなくなんてさせないぞ。 ピクニックのカルチャーギャップから学んだこと。 ◆第3章 イギリスだって完璧じゃないけれど。 ブレグジットに泣かされた朝。 プロテストで世界は変えられたり変えられなかったりするけれど。 “Where are you from?”「あなたはどこから来たの?」という問いかけの不均衡。 みんな誰かのケア労働に支えられて生きているんだ。 アジアンヘイトにあった日。 暑すぎる地球。私はキルジョイを学んだ。 ストライキ三昧の毎日に、連帯のクラクションを鳴らす。 私だって完璧ではないけれど。 おわりに 著者プロフィール クラーク志織(くらーく・しおり)(著/文) イラストレーター。2012年からロンドン在住。雑誌、WEBメディア、広告などで活動し、最近はフェミニズムや気候危機などについて考える記事も執筆。ELLEデジタルで『ハロー!フェミニスト』、FRaU webで『イギリスのSDGs事情ってどうなのさ?』を連載中。本書が初めての著書となる。

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