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中村計(著/文),松坂典洋(著/文)
ISBN 978-4-04-114993-5
四六判 216ページ
発行 KADOKAWA 2024年8月
甲子園から「丸刈り」が消える日――。
なぜ髪型を統一するのか、なぜ体罰はなくならないのか、なぜ自分の意見を言えないのかそのキーワードは「人権」だった。
人権の世紀と言われる今、どこまでが許され、どこまでが許されないのか。高校野球で多くのヒット作を持つノンフィクションライターが、元球児の弁護士に聞く。
日本人に愛される「高校野球」から日本人が苦手な「人権」を考える、知的エンターテインメント。
目次
はじめに ~人権の手触り~
第一章 丸刈りと人権
第二章 逃走と人権
第三章 表現と人権
第四章 体罰と人権
おわりに ~友よ、許せ~
著者プロフィール
中村 計(ナカムラ・ケイ) (著/文)
1973年生まれ、千葉県出身。同志社大学法学部政治学科卒業。ノンフィクションライター。『甲子園が割れた日 松井秀喜5連続敬遠の真実』(新潮社)で第18回ミズノスポーツライター賞最優秀賞、『勝ち過ぎた監督駒大苫小牧 幻の三連覇』(集英社)で第39回講談社ノンフィクション賞を受賞。千葉県立薬園台高校時代は「4番・捕手」としてプレー。
松坂 典洋(マツザカ・ノリヒロ) (著/文)
1973年生まれ、静岡県出身。同志社大学法学部政治学科卒業。弁護士・社会保険労務士。大阪大学大学院高等司法研究科(ロースクール)法務博士。福岡県弁護士会所属。2019年より福岡市内に木蓮経営法律事務所開設。労働事件に特化しつつ、学校・スポーツに関するトラブルも取り扱っている。静岡県立浜松北高校時代は甲子園を目指した元球児。