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ことばの白地図を歩く 翻訳と魔法のあいだ (シリーズ「あいだで考える」)

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奈倉 有里(著/文) ISBN 978-4-422-93099-2 四六変型判 160頁 発行 創元社 2023年6月 装画 小林マキ ロシア文学の研究者であり翻訳者である著者が、自身の留学体験や文芸翻訳の実例をふまえながら、他言語に身をゆだねる魅力や迷いや醍醐味について語り届ける。 「異文化」の概念を解きほぐしながら、読書体験という魔法を翻訳することの奥深さを、読者と一緒に“クエスト方式”で考える。読書の溢れんばかりの喜びに満ちた一冊。 【シリーズ「あいだで考える」】 不確かな時代を共に生きていくために必要な、「自ら考える力」「他者と対話する力」「遠い世界を想像する力」を養う多様な視点を提供する、10代以上すべての人のための人文書のシリーズ。 目次 はじめに 印刷機からのメッセージ 1章 ことばの子供時代 ── 地図をひろげてみる     ことばと出会う     宝の地図にひそむ妖怪     ことばの子供時代     目標を考えてみる     コラム 占いを味方につける 2章 文化の選びかた ── 地図を歩きはじめる     好きな文化を担っていい     エレベーターと換気窓     あなたの防寒はどこから?     故郷の味は自分で選べる     コラム ロシアの四季 3章 ほん【ヽヽ】との魔法 ── 森に入っていく     魔法を知る     魔法の分解     魔法使いは、いい詐欺師?     コラム 迷信を楽しむ 4章 こいつは四角い関係だ ── 宝箱の見つけかた     目的を見極める     体験を確かめる     連想と喚起力を翻訳する     四角関係の誰になる?     コラム 内気な語学のすすめ おわりに 旅のゆく先 翻訳と魔法のあいだをもっと考えるための作品案内 著者プロフィール 奈倉 有里 (ナグラ・ユリ) (著/文) 1982年東京都生まれ。ロシア文学研究者、翻訳者。ロシア国立ゴーリキー文学大学を日本人として初めて卒業。著書『夕暮れに夜明けの歌を』(イースト・プレス)で第32回紫式部文学賞受賞、『アレクサンドル・ブローク 詩学と生涯』(未知谷)などで第44回サントリー学芸賞受賞。訳書に『亜鉛の少年たち』(スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ著、岩波書店、日本翻訳家協会賞・翻訳特別賞受賞)『赤い十字』(サーシャ・フィリペンコ著、集英社)ほか多数。

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