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モンスーンの世界 日本、アジア、地球の風土の未来可能性 (中公新書)

1,265円

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安成哲三(著/文) ISBN 978-4-12-102755-9 新書判 320頁 発行 中央公論新社 2023年5月 インド洋の季節風がヒマラヤ・チベット高原にぶつかって東アジアに流れ込み、梅雨前線を形成する。冬にはシベリアの冷たい空気がチベット高原に遮られて東に流れ、日本に大雪を降らせる。モンスーンは日本のみならず、東アジアから南アジアにかけてのモンスーンアジアに豊かな自然をもたらし、独自の風土を育んできた。 モンスーンアジアは今や人口でも経済でも世界の中心となったが、地球温暖化・大気汚染・生物多様性の劣化などの地球規模の環境危機も招き、「人新世」を作りだしている。この地球危機を克服するためには、モンスーンアジアから発信する新たな地球の風土の形成が必要である。 著者プロフィール 安成 哲三 (ヤスナリ・テツゾウ) (著/文) 京都気候変動適応センター長,総合地球環境学研究所顧問・名誉教授.1947年,山口県生まれ.京都大学理学部卒業,同大学大学院理学研究科博士課程修了.理学博士.京都大学東南アジア研究センター助手,筑波大学地球科学系教授,名古屋大学地球水循環研究センター教授,総合地球環境学研究所所長等を歴任.筑波大学・名古屋大学各名誉教授.専攻,気象学・気候学・地球環境学. 著書『地球気候学』(東京大学出版会),『水の環境学――人との関わりから考える』(共著,名古屋大学出版会),『現代地球科学』(共著,放送大学教育振興会),『新しい地球学――太陽―地球―生命圏相互作用系の変動学』(共著,名古屋大学出版会),『気候変動論』(共著,岩波書店),『ヒマラヤの気候と氷河』(共著,東京堂出版)など.

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