
常見 藤代(著/文)
ISBN 978-4-86311-222-3
B6変型判 272頁
発行 産業編集センター 2019年4月
ノンフィクション写真作家として活躍する著者が、アポなしでイランの一般家庭を泊まり歩いた20日間の旅行記。
言葉が通じなくても快く迎え入れてくれる、おせっかいであたたかな人々との出会いと、それぞれの家でご馳走になった“家めし”をめぐる食紀行。食を通してイランのライフスタイルが見えてくる!
数多くの著者撮影の写真とともに、コラムではイランの家庭料理のレシピを掲載。見ごたえ読みごたえのある一冊。
目次
第1章 ヤズド
第2章 メイマンド
第3章 シャルジャン
第4章 シーラーズ
第5章 ヤスジ
第6章 ホラマバード
第7章 サナンダージとクルディスタン州
コラム 家めしレシピ
著者プロフィール
常見 藤代 (ツネミ・フジヨ) (著/文)
イスラム・エスノグラファー。上智大学法学部卒業後、取材のテーマを探してアジア・アフリカを放浪。その旅でイスラムの人々の温かさに感銘を受け、イスラムをテーマにすることを決意。以後20年以上にわたり人々の中で生活しながら、イスラム社会の魅力を伝え続けている。2003年よりエジプトの砂漠で一人で遊牧する女性サイーダと暮らす。2012年「第19回旅の文化研究奨励賞」受賞。著書に『女ノマド、一人砂漠に生きる』(集英社)、『女ひとり、イスラム旅』(朝日新聞出版)、『イスラム流 幸せな生き方』(光文社)などがある 。