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絶滅へようこそ 「終わり」からはじめる哲学入門

1,980円

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稲垣諭(著/文) ISBN 978-4-7949-7309-2 四六判 384頁 発行 晶文社 2022年4月 【すべてが「終わった」状態から考えるとすると、何が見えてくるだろうか】 人間の視点を越えた視座、億年単位の宇宙を問題とする(当然すでに人類などというものもいない)、ある種「至高的な空間」から、「絶滅」を考えたとき見えてくるものとは。荒川修作の思想を系譜する気鋭の哲学者が「総合知としての哲学」を武器に、人類の未来を探究する。 完新世絶滅期(Holocene extinction)、あるいは、第六次の大絶滅期に私たちがなすべきこととは? 全人類に問う「生の哲学」。 目次 手引きのようなもの――視野を途方もなく拡張する 1 絶滅へようこそ 2 「まだ始まっていない」と「もう終わっている」の隙間を生きてみる 3 機械のやさしさ 4 食べられたい欲望 5 神はまだ必要なのだろうか 6 人間はツルツルになっていく 7 苦しめば報われるのか? 8 大人しい人間と裁きたい人間 9 暴力と寛容 10 風景なきiPhoneは空虚で、iPhoneなき風景は盲目である 11 自己家畜化とどう向き合うか 12 歴史の終わりとは何だったのか?(過去からの終わり①) 13 村上春樹とピンボール・マシーン(過去からの終わり②) 終わりが始まるまでに――人間の行方 著者プロフィール 稲垣 諭 (イナガキ・サトシ) (著/文) 1974年、北海道生。東洋大学大学院文学研究科哲学専攻博士後期課程修了。 文学博士。自治医科大学総合教育部門(哲学)教授を経て現在、東洋大学 文学部哲学科教授。専門は現象学・環境哲学・リハビリテーションの科学哲学。 著書に『大丈夫、死ぬには及ばない──今、大学生に何が起きているのか』(学芸みらい社)『壊れながら立ち上がり続ける――個の変容の哲学』(青土社)など多数。

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