



山本 高樹(文・写真)
ISBN 978-4-8441-3695-8
A5変型判 287頁
発行 雷鳥社 2016年3月
インド北部、標高3500メートルの世界に残されたチベット文化圏の秘境、ラダック。この地に魅せられた一人の人間の「人生の冒険」の記録が、今、鮮烈な形で甦る。カラー写真ページを倍増させて再構成し、その後の歳月をふりかえるエピローグを加筆。ラダックについて書かれた本として、写真集として、決定版となる一冊。
目次
種を蒔く
ノルブリンカ・ゲストハウス
祈りの場所
仮面の舞
自分の居場所
チベットの心
収穫の時
ザンスカールへ
最果ての寺
花の民
冬の灯火
新しい年
異郷の修行者
チャダル
キャンの尻尾
春を待ちわびて
二度目の夏
天空の湖
また、この空に
変わるもの、変わらないもの
著者プロフィール
山本高樹 (ヤマモトタカキ) (著/文 | 写真)
著述家・編集者・写真家。1969年岡山県生まれ。出版社での勤務を経て、フリーランスに転身。2007年から約1年半の間、インド北部の山岳地帯、ラダック地方に長期滞在して取材を敢行。以来、ラダックでの取材をライフワークとしながら、『地球の歩き方インド』『地球の歩き方タイ』をはじめとする取材・撮影・執筆などで、世界各地を巡る日々を送っている。2015年からはラダックを中心とした地域で現地発着ツアーのガイドも務めている。主な著書に『ラダック ザンスカール スピティ 北インドのリトル・チベット[増補改訂版]』(ダイヤモンド社)など。