川内 有緒(著/文)
ISBN 9784344426177
文庫判 365頁
発行 幻冬舎 2017年6月
チャンスを摑んだのは31歳の時。2年前に応募した国連から突然書類審査に合格との知らせが舞い込んだ。2000倍の倍率を勝ち抜き、いざパリへ。世界一のお役所のガチガチな官僚機構とカオスな組織運営にビックリしながら、世界中から集まる野性味あふれる愉快な同僚達と、個性的な生き方をする友人らに囲まれて過ごした5年半の痛快パリ滞在記。
著者プロフィール
川内有緒(かわうち・ありお)
1972年、東京都生まれ。日本大学芸術学部卒業後、米国ジョージタウン大学で修士号を取得。
米国企業、日本のシンクタンク、仏の国連機関などに勤務後、フリーのライターとして評伝、旅行記、エッセイなどを執筆。その傍ら小さなギャラリーも運営。
『バウルを探して 地球の片隅に伝わる秘密の歌』(幻冬舎)で、第33回新田次郎文学賞を受賞。
著書に『パリでメシを食う。』(幻冬舎文庫)、『パリの国連で夢を食う。』(幻冬舎文庫)、『晴れたら空に骨まいて』(講談社文庫)など。『空をゆく巨人』で第16回開高健ノンフィクション賞受賞。