
森 まゆみ(著/文)
ISBN 978-4-86311-209-4
B6変型判 232頁
発行 産業編集センター 2019年1月
伝説のタウン誌『谷根千』の編集人として活躍し、その後、評伝などを中心に数多くの文芸作品を上梓してきた著者。これまでの長い作家活動の中で埋もれていた旅に関する文章を初書籍化。町歩き、聞き書きの名手ならではの、いつまでも色あせない珠玉の旅エッセイ集。旅を、ゆっくり深く、自分らしく楽しむための流儀が満載。巻末には、長野と京都の古寺をめぐる紀行文も掲載。居ながらにして旅情を感じられる一冊。全て単行本未収録。
■目次
●第一章 一人旅の流儀
地図も観光名所もいらない。自分の感性にしたがって町を歩き、人と会い、食と戯れる……旅の達人がたどりついた一人旅の流儀について書き綴る。
●第二章 空の旅に踊る
気がつけば、いつも旅の空。日本全国、北海道から九州まで、さまざまな場所で出会った小さな感動や驚きをまとめた、思わず旅に出たくなる紀行文集。
●[巻末付録]長野と京都の古寺をめぐる紀行文2本を収録
古都にある古寺をたずねながら、深い日本の歴史と人々とのふれあいを記した紀行文。